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2012年2月20日 (月)

「平清盛」を視る(9)

B12021901

清盛の最初の妻になる女性をめぐるラブロマンスだ。

彼女へ文を付けるのだが、その歌を義清(西行)が、

代作してやるという、ストーリー展開はいささか劇画的だな。

その彼女だけど、

当時の平氏には、不相応な下級貴族の娘といわれる。

 (清盛は海賊追討の功で、

  武士ではトップクラスの従四位下になっている)

この問題について、隠された事情ありと諸説がある。

今回の時代考証をつとめる高橋昌明氏は、

著書「清盛以前」の中で「付論 重盛の母」を立てて、

一寸興味深い仮説を展開していた。

今度、これがドラマにどう反映していくのか注目しよう。

まぁ、清盛の最初の妻に光をあてたのは、新機軸で評価出来る。

(捨身 CX5二代目)

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コメント

母が摂関家忠実の落とし胤、頼長の異母姉という推定ですね。
忠盛としては王家と摂関家の落とし胤を身内に引き込んで、恩を売ることができたという図式になるんでしょうかね。
崇徳院と清盛は異母兄弟という設定だし、待賢門院と美福門院の関係もドロドロ。
男性の脚本家なら、なかなかこういう展開にならないような気がします。

投稿: 振り子 | 2012年2月20日 (月) 21時50分

そのようですね。まぁ、王家のみならず、摂関家までの闇の部分を引き受けてのし上る、源氏なんか足元にも及ばない平氏の尋常ならぬしたたかさということになる… でも果たして、中世初期の世界で「隠し子騒動ドロドロ」なんて価値観はあったのだろうかとも(そんなこと日常茶飯事じゃ?) そこに現代の価値基準が入り込んでしまう余地があってはイケないと想うのですが…

投稿: kansuke | 2012年2月20日 (月) 23時22分

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