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2012年3月 4日 (日)

春を待つ 2012 (8)

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日本軍は将兵に、年初に日記帳を配り、日記を付けることを、

奨励していたらしい。

ドナルド・キーン氏は米軍の情報将校として、

捕獲した日本軍将兵の日記の解読に当たっていたが、

米軍のほうでは、将兵が日記を付けるのを禁止していたと語る。

氏が読んだある日本兵の日記…

内地に居る時は、今日は誰某と何時に会ったという程度の、

何処にでもある日記だったが、出征し、輸送船に乗り込むと、

途端に調子が変わった。

航海中、僚船が米潜水艦に撃沈された時、

最前線の、南国の島の美しい自然、

しかし、飲み水が無い。食料が無い。毎日の空襲…

その都度毎に、日記は「文学」の色彩を佩びていく。

そして、最後の頁に英文で、この日記を拾得した場合、

自分の家族へ届け、最後の様子を伝えてくれるようにと、

認めてあった…

この話、筆者の父親に確かめてみたかったのは言うまでもない。

再び、Amazonにて「ドナルド・キーン自伝」(中公文庫)を発注する。

(捨身 CX5二代目)

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