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2012年7月 8日 (日)

刀はあまり使わない?

B12070701_3

「平清盛」の予告編を視たら、

清盛と義朝が馬に乗り、太刀を振り回して、

ガチンコで一騎打ちをやっている。

昔から、大河はチャンバラシーンが大好きだったよな。

でも、ちょっと待てよ、「刀は武士の命」とかで、

チャンバラを至上の決戦としたのは、ずっと後の時代なのだ。

試しに、13世紀に描かれた「平時物語絵巻・三条殿夜討巻」の、

戦闘シーンをざっとチェックしてみたら、

やはり、手にしている武器は、圧倒的に弓矢、薙刀だった。

 (そもそも、つわものの道とは、弓矢の道だ。

  剣の道と云うのは、塚原卜伝辺りが最初だろう)

僅かに太刀を構えている場面はこれ(上)くらい。

戦いの最終段階、短刀で首を掻く場面で、右後に立つ武士だ。

中世初頭、12、13世紀の絵巻には、刀を振り回す場面は、

あまり出てこない。目につきだすのは14世紀以降だと思う

敢えて謂わせてもらえば、チャンバラは戦国期以降のお話だ。

(捨身 二代目CX5)

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