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2012年9月29日 (土)

熟読書

B12092801

此のところ、かみ締めるようにして、熟読している書がある。

「河原ノ者・非人・秀吉」

(服部英雄著 2012/4 山川出版社)

中世世界の被差別民の様々な実相を、

実証的な論考で纏めた大著で、引き込まれ続けている。

まず、本書では、

非人とは、基本は乞食を生業とする人々だが、

主体になっていたのは、ライ病者(ハンセン病)だったとする。

東博で観た一遍上人絵伝(一遍聖絵)を想い出した。

主要な街道沿いの、大きな社寺の門前には、

必ず、大勢の乞食たちの姿が描かれていた。

彼らは「かたい」または「かったい」とも呼ばれる。

それは、ライ病者を差す言葉でもあったのだ。

(捨身 CX5 2011.8/27 東博にて)

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コメント

弾左衛門支配の浅草新町の囲いの中に、公事宿が沢山あって、その中に八王子屋がありました。地域ごとに縄張りがあって、八王子の訴人は八王子屋に入って訴訟の取り扱い準備をするという取り決めがあったそうです。宿の主人、番頭が弁護人的な機能を果たしていて、弾左衛門の裁定を仰ぐ前に内裁することもあったとか。

投稿: 振り子 | 2012年9月30日 (日) 00時30分

八王子は天領だから、公事宿がご府内にあったのかしら?大名領では、それぞれの城下にあったはずですよね。訴訟事の仕切りも、治安同様、彼の縄張りだったのでしょうね。

投稿: kansuke | 2012年9月30日 (日) 21時42分

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