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2012年10月28日 (日)

付録・滝山城へ(4)

B12102701

本丸跡は、石碑とベンチが有るのみだ。

隣の曲輪=「中の丸」(トイレ有り)との間には、

「大堀切」(おおほりきり)が穿たれ、「曳橋」が復元されている。

B12102703

「大堀切」は「堀底道」になっており、何と中世古道が通っていた。

滝山城は、古道を取り込む形で築城されたのである。

築城以前から、古道は丘陵を切通していたはずで、

その切通しを「大堀切」に利用したと考えられる。

この道は、小田原へ通じる、幹線道路だった可能性もあろう。

B12102704

現状は、ご覧の通り、整備され歩き易くなっている。

ついでながら、此処は2009年の大河「天地人」のロケで、

春日山城のシーンに利用されたそうだ。

B12102702

隣の「中の丸」からは、東側の多摩川を見渡せ、

二つの渡し(小田原道と川越街道)と水運が監視出来た。

西側、大手口前のバス通りは既述のように、

古甲州街道(中世の甲州街道)で、

城直下に、連なるように三つの宿と市があったとされる。

古道と河川、宿、市の立地からしても、この城は、

中世山城の諸条件を完備していると云えるわけだ。

次回は、是非とも、この宿跡を探索せねばなるまい。

(捨身 二代目CX5)

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