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2012年11月19日 (月)

「平清盛」を視る(56)

B12111801

清盛と、白拍子・祇王(ぎおう)祇女(ぎにょ)姉妹、仏御前を巡る

ラブストーリーだ。

彼女たちは清盛の前に、招かれていないのにやって来る。

「推参」(すいさん)と云い、通常は非礼なのだが、

ネタ元の平家物語にあるように、

「遊びの者の推参はつねのならひ」

「なにかはくるしかるべき」なのである。

ドラマでは、原典通り、仏御前に、今様の、

「君をはじめて見るときは…」を謡わせたのは宜しとしたい。

ついでながら、祇王、祇女の「祇」は、

「義」であったのが正しいようだ。

(古態本の延慶本ではそうだし、百二十句本は仮名書きだ)

より流布している覚一本が「祇」となっているので、

脚本家はそっちしか見ていないのだろう。

今のトレンドは覚一本じゃないから、

平家のストーリーを借りるのなら、もう一寸勉強して欲しかった。

(捨身 Canon S100)

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