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2012年12月 1日 (土)

鉢形城へ(5)

B12113001

B12113002

天正18年六月十四日、一ヶ月余りの篭城の後、

鉢形城は降伏したわけだが、八王子城のような激しい戦闘もなく、

結果的に、多くの人命が救われたのは幸いとすべきだろう。

開城にともなって、城内の構造物は全て破却されたと想われる。

城は二度と使われず、空堀や土塁は農地に埋もれていった。

そのためか、関東の中世城郭では最も保存状態がよいのだが、

八王子城に比べ、出土品は少なかったようだ。

今回は時間が全く無かったので、

南側の外郭線に沿って展開する、

宿や市の痕跡を観察出来なかった。

構造的には、滝山城と酷似しており(やはり、北条の城だ!)

内宿、新宿、殿原小路、連雀小路、鍛冶小路、鉄砲小路など、

小字に、極めて魅力的な名称が残っている。

明瞭な道筋のクランク(鉤の手)も認められた(帰りのタクシーから)

機会があれば、是非とも探索したい。

さて、いよいよ、相州当麻宿へ飛ぶとしよう。

(捨身 Canon S100)

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