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2012年12月12日 (水)

「平清盛」を視る(60)

B12121101

もう、最終回が近いことだし、

気になったことは、今のうちに書いて置こう。

今年の大河は、武家儀礼は然ることながら、

平安時代の、公家の宮廷儀礼の再現が多かった。

記憶する限りに於いて、歴代大河で前例が無い。

もとより、考証や演出に、かなりの手間がかかったはずだ。

既に還都が決まった、福原の内裏で「五節の舞」が演じられる。

ドラマでは、二回目か(前回は白拍子・乙前が演じていた)

今回は陶淵明の、

「帰去来の辞」(帰りなんいざ…田園将に蕪れなんとす…)

の朗詠に合わせて舞う、趣向がとられた。

還都に因んで、これまでの経緯にくよくよとせず、

さあ、旧都へ還ろうと云うところだろうか。

どこか、滅びの予感のようなものも、漂わせた演出だった。

(捨身 Canon S100)

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