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2013年2月28日 (木)

説経節「をぐり」を読む(14)

B13022701

文を手に、すらすらと、謎掛けを読み解く照手姫、

はたして、末尾に一首あり。

…恋ゆる人は常陸の小栗なり、恋ひられ者は照手なり…

B13022702

…あっ!こんなもの、見たくもないわ!…

「はふ」と、文を二つ三つに引き破り、御簾より外へ、

投げ捨てたのであった。

侍女たちも騒ぎ出し…

B13022703

…これ!そこの商人!

 そなた、大事を人に頼まれて、文の使いをしたのであろう。

 謀ったの!番衆(警護の衆)は居らぬか!

 くせ者ぞ!…

…しまった!仕損じたか!…

慌てふためく後藤左衛門、さあ、どう切り抜ける?

(捨身 二代目CX5)

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