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2013年3月11日 (月)

横山党幻影(3)

B13031001

日頃よく利用する路線バスから、気になっていた川があった。

湯殿川と謂い、多摩川支流淺川の、また支流に当たる小河川だ。

一寸調べてみたら、やはり、横山党に辿り着いた。

「湯殿」の名は、出羽三山の湯殿山に由来するらしい。

前九年の役で、源頼義に従って、奥州に赴いた横山経兼が、

湯殿山から、大日如来像を拝領、居館の地(館町の地名が残る)

に、大日堂を建立して祀った。

この像と称するものが(時代的には合っているようだ)

湯殿川源流域の「龍見寺」に現存しているのだ。

経兼は頼義の命で、安倍貞任の首を掛けた。

文治五年(1189)の頼朝奥州征討の際も、その故事に倣って、

藤原泰衡の首を掛ける役を務めたのが、曾孫の時広であったと、

吾妻鏡は記す。先例を重んじる頼朝らしさである。

源家三代(頼義、義家、頼朝)の奥州攻めに纏わる伝承は、

当地に多いけれど、その中では、最も信憑性が高いと想う。

湯殿川上流域は、濃厚な中世史スポットかもしれぬ。

要探索地になった。

(捨身 二代目CX5)

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