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2013年5月19日 (日)

瀬戸の明神社(4)

B13051801

横浜・金沢の海は、埋め立てによって、

見る影も無くなってしまったけれど、

この社には、今も、濃厚に海の匂いが感じられて、

言い知れぬ心地よさがあった。

祭神の三島明神、大山祇命は、古代より、

「和多志(渡し)の大神」とも呼ばれ、元々は航海の守護神なのだ。

B13051802

三島明神の本社と云われる社は、三つ現存する。

伊豆・三島大社、摂津・三島鴨神社、

伊予・大三島・大山祇神社である。

その中で、何処が起源なのか、論議があった。

最近では、原始から、活発な火山活動で怖れられた、

伊豆諸島の、大島、三宅島、新島の三島を神として祀ったのが、

始まりとする説が、有力なようだ。

また、古代氏族・物部氏の中に、半島と関わりを持つ、

「三島韓国連」という姓を名乗る一族があり、

彼らが、伊豆より、三島の神を根拠地の摂津へ勧請し、

さらに、瀬戸内海の航路上の伊予・大三島に祀ったのだとも。

やはり、大海に忽然と立ち上がる島々の、

神としての、圧倒的な存在感、畏怖感というものを、

想わずにはいられない。

B13051803

(捨身 Canon S100)

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