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2013年5月 2日 (木)

鎌倉よ…

B13050101

鎌倉の世界遺産不登録が決まった。

ごく常識的で、予想通りの結果である。

この町の、世界遺産を目指す運動に感じた違和感は、

今までも、度々触れてきた。

誰にでも、目に見える形で、その時代の遺構(建築物)が、

殆ど現存していなのだから、仕方あるまい。

まして、モノが無いのに、歴史的な経緯を、いくら言葉で、

説明してみせても、世界の人々に納得してもらうのは難しい。

ただ、鎌倉にとって、気の毒だったのは、

一足先に、石見銀山と平泉が登録されて、

間違ったメッセージを、受け止めてしまったことかもしれない。

石見も、平泉も、通常ならば、登録は難しい案件だった。

しかし、両者とも、「特別で、例外的な」事情が生じて、

謂わば、サプライズで、登録に至った。

もとより、今回の鎌倉には「特別と例外」は無かったわけで、

通常の審査基準に戻っただけということなのだ。

今後は「再挑戦」なんて、無粋なことは考えないで欲しい。

地味だけど、大人で、どこか心温まる雰囲気を持った、

この町が好きなのだから。

(富士山の成功については、稿を改めよう)

…今日の捨身…

 一時は、現存唯一の鎌倉遺構と話題になった荏柄天神社。

 此の拝殿の奥にある本殿は、鶴岡若宮から移築された、

 鎌倉末期のものとされ、重文指定を受けた。

 色出が、何故か一昔前の観光絵葉書のようになった一枚に…

(ライツ・ミノルタCL  Mロッコール40㎜F2 CENTURIA)

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