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2013年6月 9日 (日)

八王子城の六月(3)

B13060801

八王子城址は、他の中世山城跡に比べ、

破格の量の遺物が出土している。

落城時の激しい合戦の後、時衆の陣僧らによる、

戦死者の収容、供養が行われたであろうが、

焼跡は、そのまま打ち棄てられて、

人為的な破却は、無かったようだ。

その為、多くの遺物と遺構が残ったわけだ。

更に、江戸期を通じて、入山を憚る場所にもなっていく。

落城の六月二十三日には、麓が晴れていても、

深い霧に覆われ、時ならぬ合戦の雄叫びや、女性の悲鳴、

弓矢鉄砲の響きが聞こえるとの、言い伝えがあり、

里人は怖れていたらしい。

B13060802

今回のリニューアルで、訪れる人が増えている。

去年、探索した際は、週末だけの人出だったが、

現状は平日でも、人が絶えることがない。

ボランティアガイドも常駐になった。

B13060803

一寸、気懸かりなのは、自然環境のことだ。

こちらも、静かに守れていたはずだったのだけれども、

最近は鳥類の撮影者が目立ち、影響が出て居る。

対策が必要だろう。

(捨身 OLYMPUS XZ-10)

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