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2013年7月16日 (火)

箱根権現(3)

B13071501

三島、伊豆山、箱根山の中で、やはり、場所柄、当所が、

一番、観光客で賑わっている。

でも、箱根権現縁起絵巻を観れば、その繁華さは、

中世世界には、及ばなかったかもしれないと、想ってしまう。

湖岸と社殿の間、石段の周囲に、ぎっしりと立ち並ぶ家々は、

僧侶、修験者、神人の住居であるばかりでなく、

参詣者を受け入れる、宿坊であった可能性がある。

伊豆山同様、修験者が先達となって、招致していたのだろう。

しかも、伊豆山より有利だったのは、鎌倉期に入って、

古東海道のメインルートが、古代・平安初期に使われた、

足柄峠越えから、箱根湯本へ抜ける、湯坂道に移ったことだ。

確かに、縁起絵巻でも、芦ノ湖の対岸に、

街道と、宿らしき集落(芦川の宿か?)が描かれている。

京・鎌倉を往復する人々は、必ず、箱根権現を拝して、

芦ノ湖畔を通ったことになる。大したアピール力だった。

B13071502

(捨身 OLYMPUS XZ-10)

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