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2013年7月24日 (水)

箱根山中の異界へ(3)

B13072301

箱根山中の異界へ往くには、

小田原駅前発、元箱根行きの、路線バスに乗ればよい。

湯本を経て、国道一号線を只管登り、芦の湯を過ぎ、

外輪山(箱根山峠)の最高点(874m)に達し、

芦ノ湖側へ下り始めたところで、バスを降りた。

「六道地蔵」とは、何とも怖ろしげなバス停だ。

一寸人家が絶えた辺りの、駒ケ岳と二子山に挟まれた、

この狭い谷間に、「精進池」(古い火口湖か)が鎮まり、

中世箱根越えの、湯坂道も通っているのだ。

B13072302

現在、此処は元箱根石仏群として、史跡になっているけれど、

中世世界では、「地獄」とか「賽の河原」「六道の辻」と呼ばれ、

この世とあの世の、境界を呈していた。

バス停の名称になっている「六道地蔵」は、

覆堂は発掘再現だが、正安二年(1300)の銘文を持つ。

関東最大の中世磨崖仏(座高3.2m 重文)と謂い、

石仏群の本尊とされる。

B13072303

(捨身 OLYMPUS XZ-10)

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