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2013年7月18日 (木)

箱根権現(5)

B13071701

箱根権現の正体は、伊豆山権現とよく似ている、と謂うか、

ほぼ同体ではないかと想われる。伊豆山の稿で、既述だが、

大磯の高麗山寺(現・高来神社)に示現した、半島渡来の神は、

伊豆山と箱根山の両方に、分祀されたと伝わる。

箱根権現縁起絵巻でも、異国渡来の姫と王子が、

箱根、伊豆、両所権現になったと云う、物語が出てくる。

その還座は、初期の山岳修験者が行ったとも。

修験道は、両山の草創から、関わっていたわけだ。

箱根権現も、法体、俗体、女体の三体で、夫々、文殊菩薩、

弥勒菩薩、観音菩薩が本地仏とされ、

三所権現と称するのも、共通する。

宝物殿所蔵の、箱根曼荼羅(江戸期)に、三体の尊様を示す。

B13071702

(捨身 OLYMPUS XZ-10)

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