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2013年7月28日 (日)

箱根山中の異界へ(7)

B13072701

精進池から芦の湯方向へ、さらに歩を進めると、急坂に当り、

左手斜面に、巨大な三角形の岩塊が露出しているのが観える。

B13072702

近づくと、多数の石仏が彫られているのが判る。

「二十五菩薩」と呼ばれる、磨崖仏群だ。

二十六体を数えるが、阿弥陀如来像の一体を除き、

あとは、地蔵菩薩像である。

「二十五菩薩」と云うのは、阿弥陀如来が来迎の際に、

付き従って来る菩薩たちのこと。

此処では、地蔵たちを、その様に見立てたのだろうか。

B13072703

斜面をよじ登って、よく観察してみる。

前述の、中心仏と想われる、阿弥陀如来像(右側)を見つけた。

像高は約1mほど、左手を垂らし、右手の掌を胸の前に立てる、

「来迎印」で、阿弥陀仏と知れるわけだ。

もとより、鎌倉石仏の粋、その深く、穏やかな表情に打たれる。

(捨身 OLYMPUS XZ-10)

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