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2013年7月29日 (月)

箱根山中の異界へ(8)

B13072801

岩塊の頂部まで、彫られた地蔵たち。

周りを、舟形光背の形に掘り窪め、その中に浮き彫りされている。

多くは、箱根山を行き来した、中世の旅人を出迎えるかのように、

湯坂道に沿って、東西の方向を向く。

B13072802

三角岩塊の裏側(東側)へ廻ってみる。

全て、蓮華座(浮き彫りか線刻)上に立ち、右掌に宝珠、

左手に錫杖を持つ、典型的な地蔵菩薩立像である。

B13072803

岩壁には、銘文が刻まれ、

永仁元年(1293)と三年(1295)の年記から、

一連の石仏群で、最初に彫られたものと判る。

石造の庇が取り付けられ、覆屋用のほぞ穴も穿たれた、

丁寧な造りだ。

(捨身 OLYMPUS XZ-10)

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