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2013年8月 9日 (金)

G1Xを試しに、再び箱根山中へ(6)

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箱根山中の畑宿に、木地師たちが住み着き、

木工製品を造り始めたのは、いつの頃なのか。

現存最古の史料は、戦国期の弘治二年(1556)に、

小田原北条氏が出した、朱印状のようだ。

畑宿住人、源左衛門以下、三名宛てに、北条氏領内で、

挽物(ひきもの=轆轤で削り出す、碗、盆、瓶などの製品)

を自由に商うことを認め、宿に課せられた、

税・労役負担も、免除すると云う内容である。

大まかに観て、少なくとも、

中世後期、室町中期ぐらいまでは、遡れるだろう。

宿や市に対する、小田原北条氏の積極的な関与は、

世田谷宿、当麻宿など、彼方此方で知見してきた。

数ある戦国大名の中で、とりわけ、北条氏に、

民政に力を入れる、成熟した政権の印象を受けるのは、

相当の理由があってのことだと想う。

(捨身 Canon G1X)

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