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2013年9月 6日 (金)

武州・御嶽山へ登る(11)

B13090501

探索では、集落や社殿など、目に付き易い建造物のほうに、

眼差しを向けがちだけれど、

一方で、足下に向けることも、重要になってくる。

意外な課題が見つかり、広がっていく可能性があるのだ。

B13090502

植物方面は、全く疎いにしても、植生には、気を配っている。

社殿裏でひっそりと咲いていた、レンゲショウマ。

ちょうど、シーズンとあって、これを目指す人が多かった。

もとより、人出の群生地は避けるに如かずだが。

B13090503

参道の比較的目立つ場所で、なんとトリカブトを見つけた。

これには、自生というよりも、人手を感じてしまう。

山内の、修験者や御師の中に、医薬の心得を持つ者が居て、

屋敷近くに植えたのかもしれないと、想いが広がって往くわけだ。

トリカブトから採れる「附子」(ぶす)は、

少量で生薬の原料とするが、非常の時は、匙加減で毒薬となる。

戦国期、こういった特殊技能は、引っ張りだこであったろう。

八王子城主の北条氏照も、様々な技能に長けた修験者を、

日頃から身近に置き、召し使っていたふしが濃厚である。

(捨身 Canon G1X)

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