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2013年9月24日 (火)

朝比奈峠越え(4)

B13092301

光触寺は、朝比奈峠の登り口に一番近い寺だ。

つまり、鎌倉市中から観れば、境界地に位置する。

今では、何処となく、場末感が漂うけれど、中世世界では、

かなり賑わった、都市的な場であったことは、間違いない。

時衆が集う道場は、例外なく、そんな場所に建てられたからだ。

B13092203

時宗寺定番の、祖師・一遍像もちゃんとある。

B13092302

勿論、境界地の定番、地蔵尊も。

「塩嘗地蔵」(しおなめじぞう)と呼ぶ。

金沢六浦の塩売り商人が、鎌倉へ入る時、

此処の地蔵に、塩を供える習わしがあったのだが、

帰る時には、必ず無くなっていたので、

地蔵が嘗めてしまったのだろうと、そんな名が付いたと云う。

この寺に匂う、ある種の好ましさは、

上記の伝説のように、中世鎌倉の民衆に、

親しまれた存在であったことにも、由るのだろう。

B13092303

さて、峠道へ戻ろう。

と謂っても、この辺りは、まだ住宅地の中だ。

古道は、滑川源流の一つ、大刀洗川(左側小河川)に沿って進む。

(捨身 Canon G1X)

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