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2013年10月 6日 (日)

朝比奈峠越え(15)

B13100501

朝比奈集落の入り口、丁度、上り坂へかかるところに、

「かや」の巨木があるのだ。

小河川の畔だが、現状は、空き地になっているようだ。

(案内板の類は、一切見当たらなかった)

今のところ、此処に寺社が在ったと云う話は、聞いていないから、

六浦道の朝比奈峠登り口と謂うことで、植えられたのだと想う。

樹齢は、ざっと観て、恐らく中世へ遡り、四百年に届くかも知れぬ。

B13100502

誰の手によるのか、注連縄も張られている。

筆者には、思い当たることがあった。

この木は、道祖神=賽の神 の役割を、

果たしていたのではないだろうか。

B13100504

中世絵巻(慕帰絵詞14C)に描かれる、道祖神としての、

街道沿いの巨木。枝には絵馬が懸けられ、

通りがかる僧俗の旅人が、皆拝んでいる。

朝比奈峠でも、こういった、中世世界の、境界地の光景が、

繰り広げられていたとしても、全く不思議ではない。

それどころか、奇跡的に残って居た可能性がある。

B13100503

もう一寸、朝比奈峠周辺の探索を続けたくなった。

路線バスで、一旦、鎌倉側へ戻ろう。

(捨身 Canon G1X)

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