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2013年11月 5日 (火)

富士山本宮浅間社へ参る(5)

B13110401

富士山本宮浅間大社の歴史は、詳らかと云えないが、

江戸中期に成立した「富士本宮浅間社記」には、

大同元年(806)に、坂上田村麻呂が「山宮」の地=

(社殿を持たない、最古の形式の、富士祭祀施設とされる)

から、現在地に神体を移したことに始まると記されている。

所謂、「山宮」と「里宮」の関係であり、明治初年までは、

神体の渡御(山宮への里帰り)=「山宮御神幸」が、

最も重要な祭礼だったようだ(現在は廃絶している)

B13110402

いずれにせよ、平安初期に相次いだ大噴火、

(延暦十九年=800 貞観六年=864)が差し迫った契機となって、

浅間大社の原型が整えられたと、考えていいと想う。

朝廷は、祠堂を建立し、滞りがちだった祭祀を勧め、

今まで無位の、富士大神=浅間神の神位を、異例の越階、

(おっかい=飛び級)で、従三位、従二位と引き上げている。

延喜式(延長年間=922~30)では、「駿河国浅間社」は、

駿河国唯一の「名神大社」に列して、一宮となったわけだ。

B13110403

(捨身 Canon G1X)

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