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2014年1月28日 (火)

河越で中世を探す(10)

B14012501

住宅街に、ほんの僅かに残る、河越城の遺構を観て歩く。

まず、富士見櫓跡だ。

江戸期に、二重もしくは、三重の櫓が建っていた小丘である。

天守を持たない、河越城では、一番高い構造物だった。

人工の築山と考えられるが、既に、太田道潅の時代(室町中期)に、

何らかの、建物が在った可能性もある。

B14012502

河越城の鎮守とされる三芳野社。城内の東端に当たる。

前回紹介した、江戸初期の絵図では、左上端に描かれている。

此処の起源も、太田道潅の時代に遡るようだ。

こういった宗教施設は、どこの城址でも、観られるけれど、

城郭とは、純然たる軍事施設、と謂い切れない所以でもある。

堀や土塁で囲む行為には、どうしても、

宗教的な「結界」の感覚が付き纏うのだ。

時に、軍事より優先する事項だったとしても、不思議ではない。

B14012505

本丸跡に着いた。

河越城、現存唯一の建物、「本丸御殿」だ。

幕末期(嘉永元年=1848)築と、かなり新しい。

内部を見学出来るが、今回はパスした。

(捨身 Canon G1X)

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