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2014年1月17日 (金)

河越で中世を探す(3)

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喜多院西側の、巨大な空堀に架かる橋を、

「どろぼうばし」と呼ぶ。

この橋について、一寸面白い伝説が紹介されている。

…昔と云うけれど、恐らくは、江戸期のこと。

  河越の町方で、泥棒を働いた者が、橋を越えて、

  喜多院へ逃げ込んだ。町奉行の獲り方は、

  寺域が、幕府公認の「御朱印地」で入れず、

  取り逃がしてしまった。

  その後、泥棒は喜多院で修行し、改心する。

  寺側の申し出でもあり、奉行側は、罪を問わなかった…

寺社に認められていた、典型的なアジールである。

(鎌倉の縁切り寺=東慶寺と、同種のものだろう)

中世世界に置き換えても、十分通じるストーリーだ。

喜多院の空堀が、中世へ遡る、結界も兼ねた、

固有の施設とする、筆者の仮説を、

幾分でも、補強すると想うのだが。

(捨身 Canon G1X) 

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