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2014年3月 8日 (土)

七十一番職人歌合を観る(25)

B14030601

番匠と対になっているのが、「鍛冶」(かぢ)である。

彼らも、中世世界を代表する職人であろう。

番匠と同じく、朝廷の木工寮に属した職人集団から、

中世には、大寺社や権門勢家の神人・寄人になっていく。

建築用の鉄釘、鎹などを製するのが、主な仕事なのだが、

やはり、武具・刀剣と打つと云うのも「鍛冶」のイメージだ。

図像は、侍烏帽子、直垂袴姿。左手に鉄箸(かなばし)

右手に鎚を持つ。傍らに鉄床(かなとこ)

鑢を入れた箱、小鎚を置く。

添えられた吹き出しの台詞は、

…京極殿より打ち刀を、御あつらへ候。

 大事に候かな。かゝるべきと…

~京極様(室町幕府・四職家の一つ)より、

 打ち刀の注文を承っております。

 事のほか、荷の重い仕事でござりますなぁ。 

 さて、かかるとしますか~

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