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2014年3月14日 (金)

七十一番職人歌合を観る(29)

B14031301

木地師の仕事は、挽き物、曲げ物、指し物の、三つに分けられ、

その内、挽き物の「轆轤師」は、既に紹介した。

歌合では、曲げ物を作る「檜物師」(ひものし)も挙げている。

「檜物」とは、檜材を用いた曲げ物のことだ。

図像は、侍烏帽子、小袖袴、諸肌脱ぎ。右手に持つ刃物で、

檜の薄板を、曲げ易くするように、筋目を入れている。

傍らに、完成品の曲げ物(桶と蓋か?)砥石と砥台、小刀を置く。

添えられた吹き出しの台詞は、

…湯桶にも、これはことに大なる。

 なにのために、あつらへ給ふやらむ…

~湯桶に使うとしても、これは大き過ぎるな。

 何のために、お誂えになるんじゃろ~

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