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2014年3月16日 (日)

七十一番職人歌合を観る(31)

B14031502

女性の職人も挙げてみたい。

まずは「機織」(はたおり)である。

機を織る女性が多かったのは、古代まで遡り得ることだと想う。

図像の女性は、束ね髪、手無(てなし=袖無しの胴衣)で、

機を操作している。後に散らばっているのは、

管と枠(くだとわく=ともに、機の緯糸を巻きつける小軸)

添えられた吹き出しの台詞は、

…あこ(吾子)やう。

 くだ(管)もてこよ…

~ねえ、坊や!

 管、持ってきてちょうだいな~

子育てしながら働く女性の姿は、

かつては、ありふれた光景だったはずだ。

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コメント

待ってました!女性の職人さんって?と思いつくナンバーワンですね^^
器用に足で縄を操作していたのですね~指のそりかえりがたまりません(笑)
これが足踏みになるまで、どれぐらいかかったのかしらと思ってみたり・・・
前後しますが、鍋職人も楽しかったです。今でも取っ手のとれる鍋がありますが、その元祖がここに!別売りというのが、合理的です。
「鍋釜一つであなたの元へ」なんていうのも、なるほどとうなずいたことでした(笑)

投稿: 糸でんわ | 2014年3月16日 (日) 07時08分

中世世界の女性は活動的ですよ。
女職人、女商人、遊女、芸能者、宗教者…と、枚挙の暇無しで、実に魅力的ですね。
鍋売も、
今でも「鍋釜持って…」と云うのも一理あって、
鍋釜には、いろいろと特別な意味合い(霊力か?)があったようです。
実際、中世人の財産目録が残っていますが、その中でも、鍋釜は重要な資産の一つに数えられています。

投稿: kansuke | 2014年3月16日 (日) 22時19分

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