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2014年6月13日 (金)

富士吉田口へ(26)

B14061201

そろそろ、この探索も大団円に近づいている。

「西宮本殿」の右脇へ入ると、いよいよ、富士の北口登拝道、

「吉田口」の起点が現れる。石段と鳥居が観えるところだ。

B14061202

鳥居をくぐって、祖霊社を過ぎると、

鬱蒼とした「諏訪の杜」に包まれる。

B14061203

この先、富士道は一合目に至り、本格的な登山が始まるわけだ。

さて、一寸話を諏訪社へ戻す。

もとより、諏訪社には、別当寺が存在した。

北口本宮浅間社前の国道138号線を挟み、御師宿の筋替に建つ、

時宗の西念寺だ。

両者は、ほぼ同時期の、鎌倉後期に成立したのであろう。

そもそも、諏訪社は、西念寺の鎮守ではなかったか。

これと似たケースとして、藤沢の遊行寺(清浄光寺)を挙げたい。

遊行寺も、鎮守として、諏訪社を持っていたのである。

しかも、門前を通る、東海道を挟んでと謂うか、

むしろ、取り込むような位置関係を採っていた。

その意味で、振り返ってみれば、社前を通る中世古道が、

遊行寺前の東海道と、重なって観えてくるのは否めない。

もう一度、洗い直してみるか。

(捨身 Canon G1X)

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