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2014年7月26日 (土)

雨降山考(14)

B14072501

やはり、怪しげな雲は、山頂部辺りから、湧いて居るようだな。

それはそうと、この山の信仰の正体について、話を続ける。

頂上の磐座(いわくら)を「石尊」と呼んだ。

おそらく、有史以前へ遡る信仰形態であろう。

中世世界に於いては、山伏たちが修行に入り、

不動明王と結びつける。否、不動明王そのものとした。

不動の尊容は、火炎を光背にし、「岩座」(いわざ)に座す。

些か、こじつけめいてくるが、山頂の磐座=「石尊」が、

その「岩座」に見立てられたのではないか。

因って、「石尊」=不動明王となり、本地垂迹説に則って、

「本地」と看做されたわけだ。

B14072502

現在、山頂には、阿夫利神社本宮がある。

登拝道の入り口。此処からは「登山」だ。

今回は、時間の持合わせが無いし、

南関東の山々にとって、当節は暑さも盛り、

もう一寸涼しくなってから、試みるとしようか。

B14072503

さて、後は「雨降山」信仰との繋がりである。

これも、不動明王の尊容と関わる。

(捨身 Canon S110)

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