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2014年7月28日 (月)

雨降山考(15)

B14072601

不動明王の尊容を続ける。

尊面は、所謂、憤怒の相である。

持物は、右手に「降魔の剣」 左手は「けん索」だ。

この両者を合体させたものを、

剣に巻きついた黒竜が剣を呑む姿に表し、

「倶利伽羅剣」と云う。密教及び、修験道では、

剣に巻きつく黒竜を「倶利伽羅竜王」と呼び、

不動明王の変化身の一つと捉え、龍神(竜王)とするのだ。

因って、不動明王を修することは、龍神を修することになり、

即ち「雨乞い」の祈祷となる。

やっと「雨降山」に繋がったわけだ。

B14072602

山頂に湧き上がる、妖しげな雲を気にしながら、

今回はひとまず、下山するとしよう。

B14072603

山内の彼方此方に、龍神を祀った祠が目立つ。

そう謂えば、大山寺で最古の小堂も「倶利伽羅堂」であった。

(捨身 Canon S110)

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