« 江の島に至る(21) | トップページ | 江の島に至る(23) »

2014年9月 6日 (土)

江の島に至る(22)

B14090501

僧侶の墓塔は、独特の形状で「卵塔」或いは「無縫塔」とも呼ぶ。

種字の下に「権大僧都法印何某 元文五年(1740)」と読める。

江戸中期の、江之島寺・岩本院(坊)の別当何某の墓なのか。

頭が濡れているのは、どういうわけか、今まで晴れていた空が、

俄かに掻き曇り、雨が降り始めたからだ。

江の島の上空でも「ゴロゴロ」と鳴り出した。

「すわ五頭竜なるべし」と、想わず身を竦めて、空を見上げる。

でも、雨に濡れた石造物が、フォトジェニックなのは、

論を待たない。探索続行だ。

B14090502

傘付塔婆型の石塔は、小さな大名クラスの格式だろう。

傍らの石仏は、如意輪観音のようだ。

B14090503

眼下に望む「西の浦」は、小さな砂浜の入り江を成し、

船を漕ぎ寄せるのに好適である。

江の島には、東側にもう一つ、船溜まりに向いた海岸があり、

近世から、漁村になっていた。

今は、ヨットハーバーで埋め立てられているので、

かつての面影は無いが、町並みに名残りが観られる。

そちらも廻ってみよう。

(捨身 Canon G1X)

|

« 江の島に至る(21) | トップページ | 江の島に至る(23) »

民俗」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 江の島に至る(21) | トップページ | 江の島に至る(23) »