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2014年9月10日 (水)

江の島に至る(26)

B14090901

現在「岩屋」は、「第一」と「第二」に別れ、
前者は、前近代の遺跡として、近世の石仏群を展示する。
後者は「江の島縁起」の五頭龍伝説をモチーフにした、
アトラクションだ。
上掲は弘法大師像。やはり、密教系が目立つようだ。
当所にも、大師伝承があるが、実在の空海は、青年期、
土佐・室戸岬の海食洞で、体内に明星が入る、
神秘体験をして、悟りを得たと云われる。
江の島の「岩屋」も、後の修験者たちに、
同様な舞台と見立てられ、効験のある修行場とされたのだろう。
B14090804 
第一岩屋」の奥は二股になり、
一つは富士山の風穴へ繋がると云う(上)
江戸初期、ある富士道者が通り抜けに成功したと喧伝したが、
どうも、富士吉田の御師と江の島三坊の「合作」の臭いがする。
相乗効果で、参詣者を集めたい、両者の思惑が一致しても、
おかしくない。
実際、江戸後期のブームでは、それが実現するわけだ。
B14090903 
こちらは二股のもう一つの奥。江の島明神発祥の場と伝える。
文覚が最初に、八臂弁財天を祀ったのも、この辺りだったか。
B14090902 
蓮花を持つ菩薩像が、暗闇に浮かび上がる。
阿弥陀三尊に脇侍する、観音か、勢至だろうか。
B14090904 
外へ出たら、雨が上がっていた。
雲が吹き払われ、姿を現したのは何と…!
(捨身 Canon G1X)

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