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2014年10月24日 (金)

按摩

B14102301

シーボルトの江戸人物画帳に描かれた「按摩」である。

小笛を吹き、杖を頼りに、町中を流して歩く姿を観かけたのは、

昭和三十年代半ば頃までだったと云われる。

あの笛の音、時代劇では、よく聞く効果音だった。

その後は、マッサージ業とかに、業態を変えて、

今日に至っているのであろうか。

琵琶、筝曲、鍼灸など、盲人が組織する「当道座」の支配を、

受けた人々だが、例の「弾左衛門由緒書」(享保四年 1719)に、

「座頭」「辻目暗」と記された職種が該当するのだろう。

幕末期の記録に拠ると、料金は江戸市中で、

「上下」(かみしも=全身揉み解し)四十八文が相場だったようだ。

(捨身 Canon S110)

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