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2015年2月 2日 (月)

青梅の観音へ参る(29)

B15020101

日を変えて、青梅宿から「裏宿」へ足を踏み入れる。
今回は、宿北側の路地を辿ってみることにした。
JR青梅駅を出て、直ぐ右へ入る、宿裏の小径だ。
青梅宿の内は、上掲のように「本町」「上町」「仲町」と、
典型的な宿の字名が、そのまま残っているから、
いろいろと類推が出来て愉しい。
B15020102
今までの経験則から鑑みて、宿の裏側は、
実に、ワンダーランドである。
必ず、怪しげなスポットに往き合う。
もとより、青梅宿も例に漏れない。
民家の間に忘れ去れたように鎮座する、楠の古木を見つけた。
傍らの小家屋を隔てれば、もう青梅線の線路際なのだ。
少なくとも、樹齢四百年は下らないだろう。
宿の変遷をずっと観続けてきたのかもしれぬ。
B15020103
こういった材木店も「杣保」(そまのほう)の歴史を、
受け継いでいると想えば、趣きも湧く。
B15020104
「稲葉家住宅」の裏側を観る。先程、現在の本宅前を過ぎた。
当地もやはり、空き地が目立つようになった。
そうそう、青梅宿界隈は往時の町名がよく保存されているので、
聞いてみたら、一時は青梅町、三桁番地といったふうに、
統一されたことがあったらしい。ところが、全く不評で、
再び、元の町名に戻されたのだそうだ。
これは、近頃でも稀有な、自治体の「英断」と謂うべきだろう。
一連の騒ぎで「裏宿」も翻弄された。
その経緯は明晩に続けよう。
(捨身 Canon G1X) 

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