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2015年2月 6日 (金)

青梅の観音へ参る(33)

B15020501

住吉社近くの寺に、七兵衛の墓があるそうなので、
「裏宿」を後にして、再び青梅宿の中心へ戻ることにする。
ところで、七兵衛のことを想い廻らしていて、
ふと、所沢に居た、母方の祖母の昔語りを想い出した。
たしか、
「昔、褌が地に着かないくらいに、足の速い盗賊がいたよ」
だったか。
まさに、青梅で語られている七兵衛の挿話と重なり、
幼少期の朧げな記憶が、時空を超えて、
ひょんなことで邂逅を果す。
一寸した、不思議な気分だったが、
この昔語りの、侮れない一面にも気付いた。
七兵衛一党が捕縛されたのは、青梅街道上の「村山三ツ木」
(現・武蔵村山市三ツ木)であった。
分岐点でもあって、所沢とは、至近なのである。
その街道筋の路地裏に、
七兵衛の物語りが、実感を持って語られた、
祖母の棲む、あの町屋があったわけだ。
B15020502
さて、青梅宿の内は「昭和の町」がよく残っている。
満喫するなら、今のうちであろう。
もとより、時間はあまり残っていないはずだ。
B15020504
絵に描いたような写真館にも出逢える。
B15020503
現存中の、宿々の路地裏では、
(飽く迄も、筆者の勝手な印象に過ぎないが)
秀逸の部類に入るのではないか。
何故か、一番、心に沁入るスポットだった。
(捨身 Canon G1X)

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コメント

かんすけさんの祖母様の表現がまたいいですね。昔語りや言い伝えが見落としてはならないということですね。写真館のタイルといい、紙屋さんの張り紙といい実に魅力的です。

投稿: tae | 2015年2月 6日 (金) 00時34分

おばあちゃんに手を引かれて、お散歩している幼いかんすけさんが、その路地からひょっこり曲がってこられるような妄想に陥ります^^

投稿: 糸でんわ | 2015年2月 6日 (金) 06時35分

taeさま
青梅は、いろいろな意味で穴場でした。探索地としては、大当たりでしょうか。
祖母はまめな人で、小さな体で何時も何かしら作業をしながら、孫の面倒をみていました。長命でしたが、見送った時もよく覚えています。

投稿: kansuke | 2015年2月 6日 (金) 15時29分

糸でんわさま。
あの街道裏の町屋は、大きくはなかったのですが、二階家で箱階段がありました。十年以上前に大きな再開発で跡形もなく失われてしまいましたね。今でも、似たような場所を見つけると、嬉しくなります。

投稿: kansuke | 2015年2月 6日 (金) 15時36分

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