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2015年3月25日 (水)

足柄道を辿る(11)

B15032401

尾根筋の古道を歩いていると、周囲の植生とは、
明らかに異なった、巨樹たちを観かける。
多くは、人が植えたのだろう。
足柄明神故地前で見つけた松の木。
B15032402
廻りの杉が邪魔しているが、こちらは楠だ。
峠、坂などの境界地では、これらの巨樹が、巨石同様、
道祖神、賽の神の役割を果しており、
旅人の「手向け」の対象であった。
元々は自然のものだったかもしれないが、枯れたり、
雷に打たれたりするので、人の手が加わって、植え替えられ、
代々を重ねるようになったのだと想う。
B15032403
そうそう、謂い忘れるところだったが、既に我々は、
中世の山城「足柄城」の中に居るのである。
古道をその儘辿って往くと、先程の足柄明神故地の付近で、
「明神曲輪」(みょうじんくるわ)と呼ばれる、
城の最も小田原側(東側)の「搦め手口」に入り込む。
足柄峠の尾根全体が、古道を抱え込む形で、
山城に仕立てられているわけだ。
これからも、山城遺構に出逢うだろうが、その都度触れるとしよう。
B15032404
さらに尾根道を進み、こんな場所に出た。
「足柄之関跡」のようだ。
(捨身 Canon G1X)

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