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2015年3月14日 (土)

足柄山中の天狗棲む寺へ(13)

B15031203

奥之院を究めたので、山を下りるとしようか。
下りは無理せず、林道を辿ることにする。
折返す急な小坂から、多宝塔の屋根を望む。
もとより、密教寺院に多い塔だ。禅寺では珍しい。
通常は、大日如来が祀られるが、
この塔には、本来の「多宝如来」が祀ってあるそうだ。
B15031301
斜面を下りながら、幾つかの堂舎に立ち寄る。
不動堂だ。
「清滝不動尊」と呼ぶ。
「結界橋」の下を流れる小河川は、その滝から生じるのだ。
ついでながら、最乗寺は、足柄山塊の「明神ヶ岳」中腹に位置する。
寺が開かれるに及んで「大雄山」と号するようになったが、
本来は「足柄道」の坂下にある「関本宿」上の山、
「関本山」と云うのであった。
B15031302
元々、この山は水に乏しかった。
開山にあたって、了庵慧明禅師を助けた地主神三翁の一人、
「箱根権現」は、山中のあらん限りの水を授けようと託宣した。
さて、麓の「関本宿」を一寸探索してみたくなった。
(捨身 Canon G1X)

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