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2015年3月 5日 (木)

足柄山中の天狗棲む寺へ(5)

B15030401

大雄山・最乗寺の案内図を観る。
手前右方向より、谷川(大雄川)沿いに杉並木の中の参道を進み、
中央の「瑠璃門」を通って、七堂伽藍が建ち並ぶ、寺の主要部に、
入ったわけだ。普通の曹洞宗寺院なら、上図で全てだろう。
だが、最乗寺の場合、これだけでは終わらないのだ。
B15030402
案内図の左側の続きへ目を移そう。
七堂伽藍を抜けると、多宝塔、鐘楼があり、
小河川が流れ、橋と門が観える。
「結界門」と記される、意味深な門が構えられている。
まさに、其処からが、大雄山最乗寺の核心部であろう。
門を出て右手、石段を登った斜面上に「御真殿」とあるのが、
「妙覚道了大権現」を祀った旧「道了宮」だ。
さらに登れば、寺域の最深部で、最高点にもあたる、
「奥の院」へ至る。
こうやって観ると、最乗寺は一般的な曹洞宗の禅寺の、
「表の顔」と、道了大権現を祀る「裏の顔」の、
特異な二重構造になっているのが判る。
同時に、この寺の信仰形態を端的に示しているとも謂ってよい。
どっちが主であるかと云えば、難しいが、
やはり「裏の顔」のほうではないだろうか。
さて、覚悟を決めて、探索を進める。
B15030403
文久三年(1863)の建立と云うから、比較的新しい多宝塔だ。
B15030404
これが「結界門」か。
左右の橋を「圓通橋」中央を「御供橋」(ごくうばし)と呼ぶ。
由縁については、一寸触れねばなるまい。
(捨身 Canon G1X)

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