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2015年3月23日 (月)

足柄道を辿る(9)

B15032201

尾根筋へ近づいているようだ。
古道が緩やかになってきた。
矢庭に立派な石畳が現れる。
最近の復元に拠るものだろう。
因みに、足柄道に石畳が敷かれたと云う記録は、
古代、中世を通じても残っていない。
敷設された可能性があるのみだ。
箱根湯坂道では、戦国期に小田原北条氏が、
路面の泥濘化防止の為、近在の百姓を使役して、
笹を刈り敷き詰めさせたことはあったらしい。
B15032202
路傍に置き去られたように鎮座する巨石。
よく観ると、上辺に楔が打ち込まれ、切られた跡があった。
かつて、石材を求めて、足柄山まで分け入り、
手当たり次第、採石が行われたのであろうか。
「小田原一夜城」(石垣山)の城普請も想起されよう。
B15032203
もう一寸登れば、眺望が得られるはずだ。
B15032204
ふと足元を観遣るに石仏あり。
風化が著しくて、像容は定かでないが、
微かに、合掌しているようにも想えた。
(捨身 Canon G1X)

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