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2015年5月22日 (金)

五日市宿の市神石(26)

B15052101

境内には、かつて「戸倉本郷」の各所に祀られていた、
小祠が集められている。
各地の鎮守社で、よく観られる光景だ。
明治期の神仏分離に伴い、村内に御座した神々が、
強制的に合祀された名残りであることが多いようだ。
B15052102
三嶋社の境域は「城山」の麓の斜面を、
「段切り」(斜面を水平に掘削して、雛壇状の平場を造成)して、
造られている。
抑々、当地の「産土神」であったから、
この場所は、太古より、祭祀の庭であったろう。
縄文期の石棒が出土しているのが、その証左である。
今でも、谷側へ張り出した、人工的な土塁様の盛り上がり(上掲)
が観られる。
中世世界では、寺社も城郭と変わらない結構を備えていた。
或いは、そういった遺構であるかもしれない。
B15052103
さて、三嶋社を出て、光厳寺へ向かおう。
B15052104
「戸倉本郷」の集落を観下ろしながら、
「城山」の腰部を廻るように進む。
気持ちのいい小径だ。
(捨身 Canon G1X)

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