« 五日市宿の市神石(6) | トップページ | 五日市宿の市神石(8) »

2015年5月 3日 (日)

五日市宿の市神石(7)

B15050201

五日市宿は、秋川の段丘上に立地するので、彼方此方で、
流れ込む支流が渓谷を刻み込んでいる。
本流の秋川も蛇行しているから、街道は幾つもの、
切り立った谷を渡らねばならない。
宿々は谷で隔てられ、境界の代わりになっていたそうだ。
宿裏の民家が、こんな風に建っているところもある。
B15050202
近世に入ると、大消費地、江戸の薪炭の供給地として、
多摩川上流域が注目され、五日市は炭の取引で、
活況を呈するようになる。
明暦年間(1655~80)に、月三回の「三斎市」が、
六回の「六斎市」になったのがきっかけで、
東隣の伊奈宿の市庭との間で争論が起った。
その一連の訴訟を「市の出入り」と呼ぶ。
それはそうとして、まず腹ごしらえをせねば。
「出入り」の経緯は、伊奈宿へ往ってから話そう。
とりあえず目指すのは、紹介して頂いた、
評判と云う「自家栽培粉のうどん店」か。
ちょうど、五日市宿と伊奈宿の間に在ると聞いた。
B15050203
もとより、あきる野市も、武蔵西部や山梨、埼玉県同様、
うどん文化圏に入っている。
コシのある、太麺を堪能してきた。
B15050204
さて、伊奈宿との境界に至る。
庚申塔と道祖神が迎えてくれた。
(捨身 Canon G1X)

|

« 五日市宿の市神石(6) | トップページ | 五日市宿の市神石(8) »

民俗」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 五日市宿の市神石(6) | トップページ | 五日市宿の市神石(8) »