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2015年6月 6日 (土)

小野路宿にて(10)

B15060501

小野社が鎮座する、尾根の突端は、
雑木林と竹藪に覆われ、近世の「屋敷墓」が点在していた。
B15060502
楠の古木や、何に使われたか判らない平場にも、
出会したりする。
地表面に、板碑の破片が見つかるのは、
中世の葬送地が、周囲に埋もれてるからであろうか。
平場も、戦時の避難所として使われた、
「百姓の山城」跡ではないか、なんて想ってみたりした。
谷戸の底に「宿」、廻りの尾根を走る古道、
「宿」を見下ろす、西方の尾根上には、
「氏神」と祖先が眠る霊地が鎮まり、そして「山城」控える。
そんな、中世世界の「ミクロコスモス」のイメージが、
浮かび上がってくるわけだ。
B15060503
この尾根の、南側の腰部に、
一寸、古道めいた小径が付けられている。
「万松寺谷戸」(まんしょうじやと)を見下ろしながら、西へ進める。
いい風情なので、辿ってみよう。
B15060504
あの緑のトンネルを抜けて、いざ「異界」へ。
(捨身 Canon G1X)

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