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2015年6月28日 (日)

桐生へ(8)

B15062604

奥座敷の庭側縁先に扉があった。
主屋の構造から観れば、明らかに外となる。
そう、上客用の厠である。こういった設えも、古風なもので、
「彦部家屋敷」の高評価に繋がって居るわけだ。
B15062701
再び土間へ戻って、座敷の隣、広間を観る。
突き当たった壁面の上が神棚か。
B15062702
真ん中に囲炉裏が切ってあり、廻りに蓙(ござ)と円坐が敷かれる。
興味深いことに、当家の場合、東国風の竃(かまど)は無く、
西国風に、此処で座って、調理が行われていたようだ。
床は板ではなく、竹簀子(たけすのこ)になっているのも珍しい。
表奥の座敷が「晴れの間」であるのに対し、
家や近隣の人々の日常生活の場、所謂「褻(け)の間」であろう。
左手の引き戸の中は仏壇で、
今も、二十数代の位牌が納まっているそうだ。
B15062703
竃が無いから、土間は専ら作業空間に充てられた。
北隅には、厩(左の手摺の中)も在って、
馬二、三頭分のスペースが確保されて居る。
(捨身 Canon G1X)

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