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2015年6月27日 (土)

桐生へ(7)

B15062601
表座敷と奥座敷。現在は畳が敷き詰められいるが、
これは近世に入ってからで、創建時の天正期では、
必要に応じて、部分的に敷かれて居たのだと想う。
B15062602
南側の庭へ廻って、奥座敷を観る。
B15062603
奥座敷の西面は、丁寧に仕上げられた板壁になっており、
中世世界の「床の間」の原型である「押板」
(おしいた=壁面下に設置される、奥行きの狭い飾り台)が、
設えられて居る(掛け軸の下方)
古民家では、特に珍しい現存例だろう。
遅くとも、南北朝期頃には現れ、唐物(からもの=輸入品)の、
書画、茶器、青白磁などが飾られたりした。
14世紀中頃成立の中世絵巻「慕帰絵詞」に描かれた、
「押板」のある座敷を示して置く。
奥の「押板」上の壁に「歌聖・柿本人麻呂」の画像を掲げ、
「唐物」と思しき花瓶と香炉をあしらい、連歌会たけなわのようだ。
B15062605
(捨身 Canon G1X)

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