« 小野路宿にて(7) | トップページ | 小野路宿にて(9) »

2015年6月 4日 (木)

小野路宿にて(8)

B15060301

小野神社より望む、小野路宿の全景。
西側から、北東方向を観たところだが、ちょうどその方角が、
武蔵国府・府中に当り、中世世界の幹線道路が通じていたと云う。
この谷戸の何処かを抜けて、尾根に取り付き、
南西へ向かい、鎌倉に通じていたのであろうか。
この付近の山中に「鎌倉道」と云われる古道が、
幾つか指摘されているが、実のところ、かなり疑わしい。
仮に、中世古道の遺構が存在するならば、地中1m近くに、
埋もれているはずであろう(出土例はある)
所謂「鎌倉道」の言説は、一次史料を欠き、
全くの憶測の範疇に入る。
筆者は、現段階では、実証研究に馴染まないと考えるので、
これ以上触れまい。
B15060302
本殿裏の稲荷社だ。
山側を振り返ると…
B15060303
集落の「屋敷墓」が広がっていた。
墓石を確かめるに、小野路宿に並ぶ旧家の名字が目立つ。
やはり、今でも、宿の祖霊が鎮まる霊地なのだ。
B15060304
小野社のある尾根の突端は、
既に廻りをかなり削られてしまっているが、
崖っぷちに、辛うじて楠の古木が残されていた。
当然、気になるわけで、登ってみることにした。
(捨身 Canon G1X)

|

« 小野路宿にて(7) | トップページ | 小野路宿にて(9) »

歴史(中世史)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 小野路宿にて(7) | トップページ | 小野路宿にて(9) »