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2015年7月 2日 (木)

桐生へ(12)

B15070101

主屋と、近代に建て増した染色作業場を後方より観る。
手前は「穀倉」だ。
B15070102
二つの美しい倉が、並んで建つ。
いずれも重文指定で、江戸後期に建てられた。
左側の「文庫倉」は、彦部家が伝える中世から近世の文書類を、
全て保管している。
B15070103
右側の「穀倉」
各地に倉々は多かれど、一つ上の品良さが漂う。
B15070104
彦部家には現在、五棟の重文指定建築がある。
主屋、長屋門、文庫倉、穀倉、
そして「冬住み」と呼ばれる隠居所だ。
中世世界の、ある分限以上の居館では、
当主の棲む主殿の他に、同じ敷地の一隅に、
先代の隠居所を設けるのが習いであった。
彦部家の場合、近世に入ってからも、
その伝統を忠実に継承していたわけだ。
江戸後期のこぢんまりとした茅葺、二室のみの別棟で、
細部に、数寄屋風の凝った設えが観られる。
現在でも、定期的に茶会が開かれて居るようだ。
(捨身 Canon G1X)

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