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2015年8月 7日 (金)

説経節「をぐり」を読む(33)

B15080601

小栗を乗せた土車、
藤沢・遊行寺のお上人(白衣と笠)と従僧たち=「時衆」が、
音頭を取って、「えいさらえい」と引き出され、
はや相模川を超えた。
中世世界の東海道を辿り、酒匂、小田原の両宿を過ぎて、
いよいよ、箱根越えである。
湯本の地蔵を伏し拝み(上掲)とあるので、
B15080602
箱根の坂に差し掛かった。
もとより、今でもきつい山道。
時衆に混じって、往き合わせた旅人も、
額に汗を滲ませながら、土車を引く。
B15080603
箱根の坂を向こう側へ降ると、三島宿だ。
中世、近世を通じて、東海道は三嶋大社の社頭を通る。
小栗を乗せた土車もそうだった(上掲)
「えいさらえい!」
(捨身 Canon S110)

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