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2015年9月 3日 (木)

伊豆の国にて(19)

B15090201

願成就院を出て、「守山」の麓を廻ってみよう。
まず、山門左手の駐車場に創建時の願成就院跡の石碑が立つ。
中世世界の寺域は、現在と比較にならぬほど広大だった。
大正期までは、浄土式苑池と中之島が残っていたらしく、
大部分が埋め立てられ、農地と宅地になってしまったようだ。
B15090202
山門の右手裏には「守山八幡社」がある。
社伝に拠れば、少なくとも平安末期へ遡り、
大山祇神と宇佐八幡神が祀られたのが始まりだ。
頼朝も、挙兵の際に戦勝祈願をしたと云う。
観えているのは舞殿で、本殿は背後の長大な石段を登った、
「守山」の中腹に鎮座するのだそうだ。
先を急ぐのでパスしたが、
もとより「モリヤマ信仰」との関りも、浅かろうはずがなく、
古代から続く、祭祀の庭の可能性が高いと考えられる。
B15090203
「守山」の麓で見つけた、名も無き小社。
どんな由緒を秘めているのだろうか。
B15090204
ふと「守山」の上を観上げると、
いつの間にか、白雲が一つ、ポツンと架かっている。
やはり、死者の霊が留まると云う「モリヤマ」に相応しい。
(捨身 Canon EOS M3)

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