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2015年10月28日 (水)

伊豆の国にて…つけたりとして(16)

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賑わう本殿前だ。
背後に、幹回り十六mの楠の巨木があるのだが、
うっかり撮り忘れた。
ここから枝振りだけでも、窺えるだろうか。
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三福・熊野社の創建は、もとより中世世界へ遡る。
嘉吉三年(1443)の棟札が見つかっていると云うから、
少なくとも、それ以前だろう。
新田義貞の弟、脇屋義助の子孫を名乗る、
三福の旧家、脇田氏が勧請したと伝わるが、
一方で、太平洋側を北上、沼津より、狩野川を遡上して、
当地に至った熊野関係者、或いは、熊野修験、
御師たちの影も感じられよう。
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参道の楠の巨木群だ。
推定樹齢不明と伺ったが、五百年は超えるのでないだろうか。
やはり想い出すのは、
所謂「常盤木」(ときわぎ=常緑樹)の巨木は、
巨石同様、仏神の「憑代」と考えられ、屡、神体と看做された。
霊力も、石に負けないものだったはずだ。
B15102704
こんな巨木たちに見守られた境内は、今でも立派に、
「鎮守の杜」としての役割を果たしているように観えた。
(捨身 Canon EOS M3)
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*「伊豆の国にて…つけたりとして」は、今回で一旦区切りとし、
 暫時、休息を頂きます。ご容赦を…
*その間はツイッターにて…

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